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 toumei
10年、20年後の姿
 大卒業後、日本国政府職員として働いています。入省は財務省ですが、内閣官房などオールジャパンで取り組む重要政策の実現に向けて全力投球しています。国家公務員の仕事は10年、20年後の日本のあるべき姿を考えるところから始まります。プロセスとしては、①現在の社会の課題を特定し②解決策を考え③利害関係者との合意形成を行い④解決策を実現する――という考え方で幅広い仕事に取り組んでいます。
立法と国際交渉
 現在私が関わっているのは、マイナンバー法の立案作業や内閣官房IT総合戦略室での個人情報保護法改正作業などです。情報に関する新産業・新サービスの創出や、我が国を取り巻く諸課題の解決に貢献すべく、個人情報の適正な取扱いを確保することが、私が所属している個人情報保護委員会の役割です。その中でEUとの国際交渉、米国連邦取引委員会高官とのハイレベル会合への出席など国際的な議論にも参加しています。
高い目標に向かって真剣に
 4年の時は副将としてチームを動かす立場にありました。高い目標に向かって全員で真剣に取り組んだこと、どんなに苦しいときでも前を向き、決して逃げなかった先輩の姿勢を学べたことは、大きな財産です。4年の時は身体能力が高い後輩に恵まれました。そうした若い力を生かすためにランプレー中心の戦略を考え、練習で克服したい課題を後輩に伝え、実行していきました。
社会人になって2年間、米ミシガン大への留学を経験させてもらいました。米国の第38代大統領であるジェラルド・R・フォードは、そのミシガン大でアメリカンフットボール選手として活躍後、政界に進出し、1970年代のウォーターゲート事件後の混乱した米国の状況の中で、立派に職務を果たしました。失墜したホワイトハウスへの信頼回復のために国家戦略を立て、米国政治の合意形成を図り、リーダーシップを発揮していったのがフォード大統領です。
課題克服への思考と行動力
 国作りにはフットボールの哲学が生かせます。私が考える「フットボール哲学」とは、フォードのように課題を克服するための思考と行動力のすべてです。私にとってはパルーカスの4年間の経験が血となり肉となって体現できるのであって、大学の授業だけでは得られないものです。現在、日本は高齢社会やグローバル化など環境は厳しくなっているものの、豊かな社会を維持し世界に貢献していくことが今後の日本のあるべき姿なのでしょう。そこに携わる上で生きているのが、私の「フットボール哲学」と言えますね。