パルーカスでの4年間は楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、きついこと……たくさんありました。特にチーフマネージャーとして過ごした4年生の1年間は、本当に今振り返っても壮絶だったと思います。
 練習の準備に、チームの運営、後輩の指導(大したことはできていませんが)、遠征の準備、渉外、医務などなど……やることはいっぱい。その分たくさん失敗もして、へこむこともたくさんありました。しかし、それ以上にどんなにきつくても練習に励むプレーヤー、一生懸命頑張るマネージャーのみんなに本当に支えられていたなと、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。チーフとして引っ張ってきた、というよりは、完全にみんなに支えられていたと思っています。
 他にも、先輩やコーチの方々、後援会の方々、ご父兄、大学の先生方…とたくさんの方に支えていただき、応援していただけましたし、本当に幸せな時間を過ごすことができました。
 それだけに、4年で優勝できなかったときは本当につらかったです。「あのときもうちょっと頑張れていたら」「チーフが私じゃなかったら」とまで思いました。本当に悔しかったですし、みんなに申し訳ないという思いがずっと消えませんでした。2014年に引退して約2年が経ちますが、思い出すと未だになんともいえない感情になります。
 今、私はSpeee(スピー)というベンチャー企業で、クライアントさんの収益をあげるためにウェブマーケティングという切り口でのコンサルティングをしています。クライアントさんからの要望は非常に高く、なかなか期待に応えられないこともあります。また、グループの目標も高い数字を目指しているので、全員が力を合わせないとその目標を達成できません。
 パルーカスで九州リーグ制覇などの目標を目指してきた経験から、私はチームで何かを成し遂げることの素晴らしさを知り、「自分にできること+もう一歩」と欲張って頑張ることの大切さを学びました。この学びは、確実に今の仕事にも生きています。チームで勝つには、それぞれが頑張ることは大事ですが、一人で頑張っても駄目です。チーム全体で勝ちたいなら、全員が同じ目標に向かって足並みをそろえ、自分の得意な部分を伸ばし、苦手に向き合い、常に前に進み続けないといけません。
 幸いにも、私の周りには、現役時代も今の職場にも、そういう人たちがたくさんいます。パルーカスの「集団としての強さ」を感じていた私は、パルーカスのように同じ目標に向かって走っていける会社に入りたいという思いで就職活動を始め、周りとは全く違う環境のベンチャー企業を選びましたが、いい選択だったと思っています。
 後輩のみんなには、もっと自由にやってほしいですね。自分に自信がなくても誰に何を言われようと、自分の頭と心で真剣に考える。何事にも最初から分かる正解はなくて、自分の選択を正解にしていくことしかないのだなと思います。自分の頭と心で真剣に考える経験は非常に大事ですし、パルーカスにはその機会がたくさんあります。本当に稀有な集団だと思います。大学生活を振り返ったときに、「いろんなことがあったけど、本当にいい4年間だった。パルーカスで過ごせてよかった」と胸を張って言ってもらいたいですね。

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