さまざまな感情を共に

小田真愛 トレーナー 医学部保健学科

 

 高校時代は部活をしていませんでした。勉強に打ち込んだ3年間でした。それまでに新体操の経験はあったのですが、勉強に力を入れる高校だったことに加え、創立後間もなかったため、選べる部活の数が少なかったんです。そういうこともあって、ひとつのことを達成する、あるいは誰かと喜び合うという経験が、高校の私にはありませんでした。
 でも、新体操をしていた時にスタッフさんや保護者の方々に助けていただいたことが強く印象に残っていました。道具のメンテナンスはもちろん試合前のメイクなど、なくてはならない役割を担ってくれました。試合前でガチガチの私たちの背中を叩いて「いつも通り。笑顔でね」と励ましてくれこと、うまくいかなくてコーチに怒られた練習の後で、「大丈夫、できる」と言って思う存分泣かせてくれたこと、そんな瞬間を覚えています。
 今は体力が落ちてしまって当時のような運動はできませんが、それでもそのスタッフさんのようにさまざまな感情を共にしたいと思いました。だから、大学ではどこかの運動部のマネージャーをしてみたいと思っていました。
 入学式直前にあった生協主催の新入生歓迎イベントでのこと。いろんな部活のツイッターを見ていて、初めてアメフト部の存在を知りました。そこからアメフトの試合やプレーの動画を見てみると、ものすごくかっこ良くて引き込まれてしまいました。
 新入生歓迎会は予想通りいい雰囲気でした。でも1回見ただけでは決心できません。それから運動部やサークルを7つ見て回りました。選ぶことには真剣になっていたんだと思います。その後で何度もアメフト部の練習を見に行って、「やっぱりここで4年間頑張りたい」と気持ちが固まりました。
 入部を決める前にマネージャーの先輩の話を聞いていて、忘れられない言葉があります。
 “マネージャーも1人の部員として、選手と一緒に戦っとるんよね”
 この先輩たちと一緒に頑張りたいと思いました。この部で過ごす間、「楽しい」だけじゃない感情を抱くこともこれからたくさんあると思います。悔しいことも、苦しいことも。でも、それも含めて「さまざまな感情」です。「一緒だから、共有できるから最後までやれた」。後からそう思い返せる4年間にしたいと思っています。

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